『データで見る行動経済学』などの著者
ルチア・ライシュは、ドイツの行動経済学者、社会科学者であり、2021年9月よりケンブリッジ大学で行動経済学と政策のエルエリアン教授を務めている。
消費者科学、持続可能な消費、行動経済学、消費者政策が研究テーマであり、これらの行動経済学的研究で非常に多くの実績をあげ、ドイツの政策に様々なアドバイスをしている。ブレーメンのライプニッツ予防研究所の名誉ライプニッツ教授職、フリードリヒスハーフェンのツェッペリン大学の客員教授職も担っている。学術的な功績は高く評価され、ドイツ国立科学技術アカデミーの生涯会員の一人に選出された。
ドイツバイオエコノミー評議会、ドイツ持続可能な開発のための評議会(2010-2019)のメンバーであり、持続可能性の問題についてドイツ首相をコンサルティングするハイレベルな科学委員会の常連メンバーでもある。共著書『データで見る行動経済学』では、「誰が、どのように働きかけたら、大勢の賛同を得られるか」がデータでわかる一冊となっている。