『傾向スコア』などの著者
M・H・クラークは、セントラルフロリダ大学の準講師、統計コンサルタント、プログラム評価者である。
専門分野は、因果推論、非ランダム化実験における選択バイアス、傾向スコア法である。2000年以降、統計・研究コンサルタントとして、行動調査やプログラム評価の分野で活躍。統計学と研究方法の大学院コースを担当し、教員や学生に統計学の指導や研究相談を行うComputing and Statistical Technology Laboratory in Education (CASTLE)のコーディネーターを務めている。
米国評価学会の会員であり、同学会の年次大会で傾向スコアに関する統計論文やワークショップを頻繁に開催している。研究の一部は、Journal of the American Statistical Association、Evaluation Review、Learning and Individual Differencesで発表されている。共著書『傾向スコア』は、傾向スコアを詳しく理解したい初学者や、観察データを用いた因果推論を行いたい分析者にとって最適の入門書となっている。