『最強マフィアの仕事術』などの著者
マイケル・フランゼーゼ (1951年5月27日生まれ)は、〝暗黒街の顔役、アル・カポネの再来〟と呼ばれたイタリア系アメリカンマフィアである。
ニューヨーク5大ファミリーの1つ、コロンボファミリーに所属、複数のビジネスを通じて70~80年代の絶頂期には週に数百万ドルを稼ぎ、巨万の富を得た。雑誌『フォーチュン』の特集『マフィア幹部トップ50』で上位ランクイン、“最年少マフィア幹部”として紹介され、さらに注目を集める。当時、後のニューヨーク市長・ルドルフ・ジュリアーニ連邦検事と抗争を繰り広げるが起訴を免れている。80年代半ばに複数の恐喝の罪に問われたのを最後に自らの罪を認め、ファミリーと縁を切った。
著書『最強マフィアの仕事術』を出版している。マフィア時代の体験を人々に役に立てることを使命とし、青少年、教師、スポーツ選手、企業経営者などを対象に講演活動を行っているまた、犯罪や依存症という恐ろしい道を避ける若者を支援するため、「ブレイキング・アウト財団」を設立した。