『ウォーレン有機化学』などの著者
ニック・グリーブスは、リバプール大学の化学教授を務めている。
1986年、スチュアート・ウォーレンとの共同研究「立体選択的ホーナー・ウィッティグ反応」でケンブリッジ大学から博士号を取得した。その後、ウィスコンシン大学マディソン校とカリフォルニア州スタンフォード大学でハークネス・フェローシップ、バリー・トロストとケンブリッジ大学のリサーチ・フェローシップを経て、リバプール大学で教鞭をとっている。
ベストセラー(10万部)の教科書『ウォーレン有機化学』の共著者である。また、学校や大学での化学教育に広く利用されている国際的に有名なオープン教育リソース「ChemTube3D」の作成と開発に対して、2015年英国王立化学会Nyholm Prize for Education Awardを受賞した。