『リニア思考の罠から逃れる4つのステップ』などの著者
リチャード・ラリックは、デューク大学フュークワ・スクール・オブ・ビジネスのヘインズ・コーポレーション財団経営学教授および経営・組織学教授を務めている。
フュークワの多様性・公平性・包括性担当副学部長でもある。意思決定と動機づけを研究テーマとしている。具体的な研究分野には、環境に関する意思決定、交渉、集団での意思決定、目標設定、「デビアス」(人々がより良い意思決定をするための技術)などがある。デューク大学に着任する前は、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院(1991~1993年)とシカゴ大学経営大学院(1993~2001年)で教鞭をとった。
共著で『リニア思考の罠から逃れる4つのステップ』を執筆している。また、心理科学協会のフェローであり、2016年にフュークワのバンク・オブ・アメリカ優秀教員賞を受賞、2017年には判断と意思決定学会の会長を務めた。