『フェルマーの最終定理』『暗号解読』などの著者
サイモン・シン(1964年9月19日生まれ)は、イギリスの大衆科学作家、理論物理学者、素粒子物理学者である。
ロンドンのインペリアルカレッジで物理学を学び、大学院ではケンブリッジ大学とジュネーブのCERNで学ぶ。1990年にBBCの科学部門に入社し、プロデューサー、ディレクターとして活躍。また、著書に付随するドキュメンタリーやテレビ作品を制作し、国立科学産業博物館の評議員、Humanists UKの後援者、Good Thinking Societyの創設者、Undergraduate Ambassadors Schemeの共同創設者である。
TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』で国内外の賞を多数受賞し、同番組をもとに第1作である『フェルマーの最終定理』を執筆する。第2作『暗号解読』、第3作『ビッグバン宇宙』がいずれも世界的ベストセラーとなり、科学書の分野で世界トップクラスの高い評価を得ている。