『マルチカルチュラリズム』などの著者
スティーヴン・C.ロックフェラー(1936年4月19日生まれ)は、ロックフェラー家の4代目であり、ミドルベリー大学の元学長である。
教育、家族計画連盟、人権、環境保護運動に力を注ぐ慈善家である。アジアン・カルチュラル・カウンシルの評議員、ロックフェラー兄弟基金の顧問評議員、ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーのディレクターも務めている。彼のエッセイは多くの書籍や雑誌に掲載されている。近年は、地球倫理、持続可能な開発、民主主義、エコロジー、スピリチュアリティの相互関係に焦点を当てた研究・執筆活動を行っている。
過去15年にわたり、地球憲章イニシアチブに積極的に参加し、世界規模の広範な異文化間対話を通じて、新たな国際社会の倫理的基盤となる共通の価値観を特定し、明確に示すことに努めている。過去10年間、地球憲章委員会の委員を務め、2006年からは57カ国100団体が加盟する地球憲章国際協議会の共同議長も務めている。地球憲章は40ヶ国語に翻訳され、ユネスコや世界自然保護連合(IUCN)を含む5,000以上の団体に支持されている。