『脳はすすんでだまされたがる』などの著者
スサナ・マルティネス=コンデ(1969年10月1日生まれ)は、スペイン系アメリカ人の神経科学者、サイエンスライターである。
SUNY Downstate Medical Centerの眼科、神経科、生理学、薬理学の教授であり、統合神経科学研究所を主宰している。以前はバロー神経研究所とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで研究室を主宰していた。彼女の研究は、知覚、認知、眼球運動神経科学にまたがっている。錯覚、眼球運動と知覚、神経疾患、ステージマジックにおける注意の散漫さに関する研究で最もよく知られている。
サイエンティフィック・アメリカン誌に頻繁に寄稿し、定期的にコラムを掲載している。また、Scientific American: MINDに錯覚の神経科学に関するコラムを連載している。世界的なベストセラーとなった『脳はすすんでだまされたがる』の著者である。この本は19カ国語で出版され世界中に配信され、またロンドンのThe Evening Standard紙が選ぶ2011年のベストブック36冊に選ばれ、その年のベスト科学書としてプリズマ賞を受賞した。