『無限の始まり』などの著者
デイヴィッド・ドイッチュ(1953年5月18日生まれ)は、量子計算・量子コンピュータのパイオニアにして、並行宇宙論の権威、多世界解釈の主唱者として知られる。
オックスフォード大学の物理学教授、同校の量子計算研究センターに所属している。かつてホーキングやペンローズも受賞したディラック賞を受賞。
代表作『無限の始まり 』は全米ベストセラーとなり、年間ベスト科学本(ニューサイエンティスト誌)、年間最重要作(ニューヨーク・タイムズ紙)に選出された。
現実を知るためには、量子に立ち向かわなければなりません。それは、私たちの世界が最も深いレベルでどのように機能しているかということです。量子とは何か、その問いについて本セミナーで、デイヴィッド・ドイッチュ氏が語ります。
何万年もの間、私たちの祖先は神話を通して世界を理解し、その変化のスピードは氷河期的なものでした。科学的な理解の高まりが、数世紀のうちに世界を一変させたのはなぜでしょう。本セミナーでは、物理学者デイヴィッド・ドイッチュ氏が、その答えを提案します。
人間が取るに足らない存在だと考えるのは簡単なことです。私たちは広大な宇宙の中のランダムな惑星に住む塵のようなものです。ゾウよりも力がなく、アリよりも少ないのです。しかし、本セミナーでは、オックスフォード大学教授、量子コンピュータの父であるデイヴィッド・ドイッチュ氏が、人間には知識を得るという唯一無二の能力があるためそれは関係ないと、「知識の無限性」について説きます。
本セミナーでは、伝説の科学者デイヴィッド・ドイッチュ氏が、理論物理学を差し置いて、人類の種の存続という緊急課題を論じます。地球温暖化を解決するための第一歩は、私たちが問題を抱えていることを認めることだ、と彼は説きます。
本セミナーでは、理論物理学者のデイヴィッド・ドイッチュ氏が、「偉大なる単調さ」(何十億年もの間、宇宙には目新しいものが現れていないという考え)について、心を揺さぶる瞑想を披露し、説明的知識を創造する人類の能力が、この傾向にいかに逆らうものになり得るかを示します。「人類は宇宙の力の遊び道具ではない。私たちは宇宙の力の使い手なのです」と彼は語ります。