『100年予測』『新・100年予測』などの著者
ジョージ・フリードマン(1949年2月1日生まれ)は、国際情勢に関する地政学的な予見者、戦略家として国際的に知られており、Geopolitical Futuresの創設者兼会長である。
Geopolitical Futures創設以前は、1996年に設立した民間情報出版・コンサルティング会社ストラトフォーの前身の会長だった。米国内外の多数の軍や政府機関にブリーフィングを行い、国際情勢、外交政策、インテリジェンスの専門家として主要メディアに定期的に登場する。
ベストセラー本『100年予測』の中で、2010年代の米国の政権が、これまで乱れていた地域のパワーバランスをいかにして作り出す必要があるかを論じている。フリードマンは、米国が世界情勢をうまく運営するには、国を直接強制するのではなく、世界のさまざまな地域で、互いに相殺しあうような競合関係を作り出すことが必要だと考えている。彼は、意図しない帝国と共和国としてのパワーとバランスを管理するために、大国としての米国が成熟しなければならない10年であると主張する。