『多国籍企業論』『多国籍企業と国際生産』などの著者
グラツィア・イエットギリエスは、ロンドン・サウスバンク大学応用経済学名誉教授を務めている。
国際ビジネスの経済学、オープンピアレビューシステム、英国経済の脱工業化などを専門とする。ロンドン・サウスバンク大学教授となり、同大学の国際ビジネス研究センター長を1992年から2010年まで勤めた。Critical Perspectives on International Business誌の編集顧問委員、イギリス放送大学、ロンドン大学キングスカレッジおよびバークベックカレッジ客員教授などを歴任する。
『Transnational Corporations』誌の副編集長、UNCTADの多国籍企業・経営部門の専門家として活躍。また、世界経済学会の創設者の一人でもある。多くの国際機関から、書籍や雑誌への寄稿、プレゼンテーションの依頼を受けている。著書『多国籍企業論』では、多国籍企業の理論的発展段階を丁寧にサーベイし、最新の成果に基づいた主要な理論とその問題点などを的確に論点整理しており、英国や米国で高い評価を得ている。