『アルゴリズムの時代』『恋愛を数学する』などの著者
ハンナ・フライ(1984年2月生まれ)は、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)高等空間解析センター所属の数学者である。
数理モデルを用いて、暴動・テロから貿易・ショッピングまで、人間のさまざまな行動パターンを研究している。くわえて、UCLのアウトリーチ活動員として、劇場、パブ、学校で数学の面白さを伝えている。受賞歴のある科学プレゼンターであり、数多くの人気ポッドキャストやテレビ番組の司会を務めている。
ハンナは定期的にニューヨーカー誌に寄稿している。生活に影響を与えるアルゴリズムの影響に着目している彼女の著書『アルゴリズムの時代』は、世界で最も権威のあるノンフィクション賞の候補になり、2020年アシモフ賞を受賞した。他にも、『恋愛を数学する』などの著書がある。