『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』などの著者
カトリーン・マルサル(1983年10月24日生まれ)は、スウェーデンの作家、ジャーナリスト、スウェーデンの日刊紙ダーゲン・ナイヘテルの特派員である。
以前はスウェーデンの新聞Aftonbladetの編集長を務め、主にスウェーデンや世界の金融政治、フェミニズムに関する記事を書いていた。2013年、スウェーデンの新聞Dagens Nyheterから第3回Lagercrantzen賞(批評家部門)を受賞、2015年にはJolo賞(ジャーナリズム部門)を受賞した。2015年、BBCの選ぶ「今年の女性100人」に選出された。
経済と家父長制の関係を論じた著書『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』は、2012年のオーガスト賞にノミネートされた。同書は世界20か国語に翻訳され、ガーディアン紙のブック・オブ・ザ・イヤー(2015年)に選出された。スウェーデン最大の新聞「Dagens Nyheter」の世界経済コメンテーターも務めており、オックスフォード大学ビジネス・エコノミクス・プログラム、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ストックホルム王立工科大学などで基調講演を行う。ギリシャの元財務大臣ヤニス・バルファキスとの欧州債務危機に関するインタビューは、YouTubeで100万回以上再生されている。