『世界は感情で動く』『経済は感情で動く』などの著者
マッテオ・モッテルリーニ(1967年1月6日生まれ)は、イタリアの科学哲学者・行動経済学者・神経経済学者であり、イタリア・ミラノのヴィータ・サルーテ・サン・ラファエレ大学で教鞭をとる。
人間の非合理性の神経学的基礎を研究している。感情、後悔、社会的学習と損失回避の役割に特別な言及をして、金融意思決定の神経相関に焦点を当てている。また、科学哲学・思想史の分野では、主にイムレ・ラカトスやポール・K・ファイヤアーベントの哲学的思想に関して、科学の合理性の問題や「方法の賛否」の議論に貢献したことで知られている。かつてイタリア閣僚理事会議長国社会・行動科学担当顧問を務めた。
ポップサイエンス本『世界は感情で動く』『経済は感情で動く』は世界的ベストセラーで、スペイン語、韓国語、中国語に翻訳されている。