『原子爆弾の誕生』『エネルギー400年史』などの著者
リチャード・ローズ (1937年7月4日生まれ) は、アメリカの作家・ジャーナリストである。
カンザス・シティ都市圏を拠点として、1969年ごろより、雑誌記事を執筆し始めるとともに、ノンフィクションを中心に20冊以上の著書を出版している。 特に、政治と科学とにまたがり核兵器の開発史を扱った一連の著作があり、このうち第一作の『原子爆弾の誕生』はピューリッツァー賞を始めとする多くの賞を受賞しローズの出世作となった。他にも、『死の病原体プリオン』『エネルギー400年史』などの著書がある。
アルフレッド・P・スローン財団顧問(1990-現在)、マッカーサー財団平和・国際協力プログラムフェロー(1990-1991)、ハーバード大学科学史学科客員研究員(1989-1990)、マサチューセッツ工科大学防衛・武器管理研究プログラム客員研究員(1988-1989)など、多くの役職を歴任している。また、米国内外の聴衆を対象に頻繁に講演を行っている。