『他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ』などの著者
ロン・ポール (1935年8月20日生まれ) は、アメリカ合衆国の元政治家であり、共和党所属でテキサス州選出の元連邦下院議員を務めた。
連邦政府の財政政策、特に連邦準備制度の存在と税制、軍産複合体、麻薬戦争、対テロ戦争などを批判している。また、米国愛国者法やNSAの監視プログラムなど、大規模な監視政策を声高に批判している。1976年、ポールは合理的経済と教育のための財団(FREE)を設立し、1985年には保守的なPACである健全な経済のための市民の最初の会長に任命された。 2009年に始まった財政的保守政治運動で、介入主義のほとんどの事項に大きく反対しているティーパーティー運動の「知的名付け親」として特徴づけられてきた。
2013年1月、ポールは議員を引退したが、大学キャンパスで活動を続け、リバタリアンやリバタリアン保守派の考えを促進する演説を行った。また、YouTubeで共同主催するウェブ番組、ロン・ポール・リバティー・レポートを通じて政治解説を提供し続けている。著書『他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ』では、「反・統制、反・官僚支配、反・重税国家、反・過剰福祉」という明確なメッセージを訴えている。