『脱成長』『〈脱成長〉は、世界を変えられるか』などの著者
セルジュ・ラトゥーシュ(1940年1月12日生まれ)は、フランスのパリ南大学名誉教授(経済学)である。
南北経済・文化関係、社会科学の認識論を専門とする。経済主義、社会科学における功利主義、消費社会、持続可能な開発という概念を非難している。特に、経済効率主義や経済合理主義を批判している。ラトゥーシュはフランスの反功利主義雑誌であるRevue du Maussにも寄稿している。
サブサハラ・アフリカの開発問題から研究を始め、開発経済学と西洋の社会発展思想の論理的・倫理的矛盾を解明する学術書や国際開発政治を批判する啓蒙書を多数発表。