『食欲人』『科学者たちが語る食欲』などの著者
スティーヴン・J・シンプソン(1957年6月26日生まれ)は、シドニー大学生命環境科学部教授およびチャールズ・パーキンス・センター学術リーダーを務めている。
1978年にクイーンズランド大学で理学士号を取得。1982年にキングス・カレッジ・ロンドンでイナゴの摂食生理学に関する博士号を取得。オックスフォード大学客員教授、ベルリン高等研究所フェロー、アリゾナ大学特別客員研究員、バーゼル大学客員教授を歴任。2012年に放映されたドキュメンタリー番組『Great Southern Land』では、共同脚本家、ナレーター、プレゼンターを務め、批評家、視聴者から高い評価を得た。
共著書『食欲人』は科学誌『New Scientist』ベストブック受賞、『科学者たちが語る食欲』は『New Scientist Best Book of 2020』に選出された。彼の功績により、王立昆虫学会ウィグルスワースメダル、オーストラリア博物館ユーリカ賞、ロンドン王立協会賞、オーストラリア勲章第二位などを受賞している。