『金融システム批判・序説』『新たなる資本主義の正体』などの著者
ステファン・デイビスは、ハーバード大学法学部コーポレート・ガバナンス・プログラムのシニアフェローであり、世界の委任状投票業界の「株主投票調査のためのベストプラクティス原則」を監督する監視委員会の創設委員長を務めている。
ICGN(国際コーポレートガバナンス・ネットワーク)の共同創設者であり、国連PRI(責任投資原則)を共同で起草した。アメリカのSEC(証券取引委員会)では投資家諮問委員会に参画した。金融サービス大手MSCI社にESG部門として統合された調査会社(GovernanceMetrics)の共同創業者であり、分析レポート配信会社(Global Proxy Watch)の共同創業者である。アラブ首長国連邦のコーポレートガバナンス推進機構でアドバイザリー・ボード委員を、イギリスではESG投資を推進する非営利団体(ShareAction)のトラスティを、日本では日産のガバナンス改善特別委員会の国際顧問をそれぞれ務めている。
共著書『新たなる資本主義の正体』は、Wall Street Journal、Financial Times、Australian Financial Reviewによって2006年のベストビジネス書の1つに選ばれた。また、世界経済フォーラムの「積極的投資家のスチュワードシップに関する専門家グループ」のメンバーでもある。