『行動を変えるデザイン』などの著者
スティーブン・ウェンデルは、モーニングスターの行動科学部長を務め、行動科学者と実務家のチームを率いて、人々がより効果的に投資や資金管理を行えるよう独自の研究を行っている。
現職に就く前は、ウェブおよびモバイルのファイナンシャル・ウェルネス・プログラムを専門とするHelloWallet社のプリンシパル・サイエンティストとして、貯蓄行動の研究やHelloWallet社の諮問委員会の研究活動のコーディネートを担当した。カリフォルニア大学バークレー校で学士号、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号、メリーランド大学で博士号を取得し、経年変化による行動変化のダイナミクスを分析していた。
『行動を変えるデザイン』の著者であり、デザイナーやプロダクトマネージャー向けに、ユーザーの日常的な行動(運動不足の解消から新しい言語の習得まで)を変えるための製品を開発する方法をステップバイステップで解説している。また、行動経済学や心理学を製品デザインに活用する方法を会員に教える非営利団体「アクション・デザイン・ネットワーク」の創設者である。同ネットワークは、全国各地のイベントで5,000人以上の行動学実践者を受け入れている。