『伝説のFRB議長 ボルカー』などの著者
ウィリアム・L・シルバーは、コーナーストーン・リサーチのシニアアドバイザーであり、ニューヨーク大学スターンビジネススクールの主任教授でもある。
過去には、Odyssey Partners社で投資ポートフォリオを管理したほか、Lehman Brothers社のトレーディング戦略担当上級副社長、大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、ニューヨーク連邦準備銀行の経済諮問委員会メンバー、SSRCの寄付基金の投資委員会メンバーなどを歴任。また、マーカス・ナドラー教授(金融・経済学)(2002-2019)、アブラハム・ギトロウ教授(経済・金融学)(1990-2002)を務めた経験もある。大統領経済諮問委員会のシニアエコノミストを務め、ニューヨーク連邦準備銀行の経済諮問委員会のメンバーでもあった。
最も顕著な貢献は、金融経済学、金融、経済史の分野であり、歴史的データに統計的手法を適用する前に制度的な詳細を分析することの重要性を示している。著書『伝説のFRB議長 ボルカー』は、ポール・A・ボルカー元連邦準備制度理事長の伝記であり、中国ビジネスニュース(CBN)の2013年「フィナンシャルブックオブザイヤー」に選ばれ、ゴールドマンサックス/フィナンシャルタイムズの「ビジネスブックオブザイヤー2012」で最終候補となり話題になった。過去には専門誌に50本以上の論文を発表し、Journal of FinanceとReview of Economics and Statisticsの副編集長を務めていた。