『物質と心』『チベット仏教からの幸せの処方箋』などの著者
バリー・カーズィン(1947年11月1日生まれ)は、アメリカの医師であり、仏教僧である。1988年からインドのダラムシャラに住み、ダライ・ラマ14世の専属医として、また地域社会の人々の治療にあたっている。
現在、ワシントン大学タコマ客員教授、ピッツバーグ大学兼任教授、香港大学名誉教授、医療における利他心研究所創立者および代表、マックス・プランク研究所顧問、マインド・アンド・ライフ・インスティチュート 教員・研究員、一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所所長および代表理事などを務める。また、瞑想が脳に与える影響に関する神経科学研究の研究参加者でもある。
近年は僧侶と医師・科学者両方の視点と働きを統合し、特に「生と死」「メディテーション(瞑想)」「セルフケアと慈悲」「死に逝く人にどう寄り添うか」「グリーフケア」などのテーマで、心と体を調和させることを目指し、医療・介護関係者への研修や講話を世界各国で行なっている。『物質と心』『チベット仏教からの幸せの処方箋』などを出版している。