『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』などの著者
ブライアン・グリーン(1963年2月9日生まれ)は、アメリカ合衆国の理論物理学者であり、超弦理論や多元宇宙論などの最先端の理論物理学を一般向けに紹介する著作やTVメディアへの出演で広く知られている。
コーネル大学教授を経て、1996年よりコロンビア大学物理学部教授を勤めている。同校では、Institute for Strings Cosmology and Astroparticle Physics(ISCAP)の共同ディレクターとして超弦理論の宇宙論への応用に関する研究プロジェクトを率いている。学外での活動も精力的で、海外で講演したり、一般人向けの教育テレビ番組シリーズの進行役などを務めるなどマスメディアに頻繁に登場し、最先端の物理学を一般大衆にも分かり易く紹介する啓蒙活動を行っている。
著書『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』などは、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに65週間ランクインし、全世界で200万部以上を売り上げた。ワシントン・ポスト紙は、彼を "難解な概念を説明する、今日世界で最も優れた唯一の説明者 "と評した。