『食欲人』『科学者たちが語る食欲』などの著者
デイヴィッド・ローベンハイマーは、シドニー大学生命環境科学部栄養生態学教授およびチャールズ・パーキンス・センター栄養研究リーダーを務めている。
オックスフォード大学で研究員および専任講師を10年間務めた。栄養生態学の第一人者であり、動物の環境における栄養関連の側面が、どのようにその生物学と相互作用し、健康とフィットネスの結果を決定するかを研究している。彼のアプローチは、これらの相互作用を理解するために生態学的および進化学的多様性を利用した比較学的なものである。昆虫、魚類、鳥類、そしてさまざまな哺乳類を対象とした彼の研究は、肥満の食事的原因など、人間の栄養関連の問題に対する新しいアプローチの開発に役立っている。
共著書『食欲人』は科学誌『New Scientist』ベストブック受賞、『科学者たちが語る食欲』は『New Scientist Best Book of 2020』に選出された。また、世界中の大学や会議で講演を行っている。シドニー食品栄養ネットワークの代表を務め、オーストラリア栄養国家委員会のメンバーでもある。