『21世紀の歴史』『2030年ジャック・アタリの未来予測』などの著者
ジャック・アタリ(1943年11月1日生まれ)は、フランスの経済・社会学者、作家、政治顧問、上級公務員である。
新技術の開発を目的とした欧州プログラム「EUREKA」を共同設立。また、非営利団体PlaNet Finance(現Positive Planet)を設立し、戦略、企業金融、ベンチャーキャピタルに関する国際的なコンサルタント会社であるAttali & Associates(A&A)の代表を務めている。2008年から2010年にかけては、フランス経済の成長を促す方法について政府の委員会を率いたこともある。
『21世紀の歴史』『2030年ジャック・アタリの未来予測』など多数の著書を出版している。2009年、フォーリン・ポリシー誌は彼を世界の「グローバル思想家」トップ100の一人に選出した。講演活動も頻繁に行っており、時事問題のコメンテーターとして世界中のメディアから引っ張りだことなっている。
第4回イスラエル大統領会議「Facing Tomorrow 2012」(2012-06-19)
講演テーマ:世界経済:良くなる前に悪くなる?
本セミナーでは、ジャック・アタリ博士が、今後20年間に世界を形成する重要なトレンドについて、地政学、政治、経済、社会、環境、技術、文化の各分野で論じます。2035年の世界はどのように統治されるのでしょうか。米国「帝国」の相対的な衰退は、二極化あるいは多極化した世界をもたらすのでしょうか。市場、宗教、民主主義という3つの原動力のバランスはどうなるのでしょうか。地域的、あるいは地球規模での新たな紛争のリスクは何でしょうか。グローバル化のプロセスは継続するのか、それとも反リベラル勢力の勝利によって中断されるのでしょうか。アタリ博士は、2035年の世界で成功するために、国や企業・個人がどのようにこれらを予測し適応していけばよいのか、そのヒントを提供します。