『RAPPORT 最強の心理術』などの著者
ローレンス・アリソンは、リバプール大学の重大インシデント研究所の所長として、調査と教育を行っている。
ロンドン同時爆破テロ、バンスフィールド油槽所爆発火災、ボクシングデー津波への対応、無数のレイプや殺人事件の捜査など、400件以上にのぼる重大インシデントの主要な心理的デブリーフィングを担当し、捜査機関、軍隊、安全保障関連にまつわる重要な事例に直接貢献してきた。200以上の重要な事件で主要なアドバイザーを務め、多機関対応者のための多くの重要な大規模ライブ演習でもその役割を果たした。意思決定と慣性の克服に関する彼の研究は、英国警察によって全国的に利用されている。
また、極限状態でのレジリエンスと意思決定に関する彼の専門知識は、レジリエンスツールを医療に応用させた。このツールは医療関連の賞を受賞し、現在では40以上の保育分野で、スタッフのメンタルヘルスとウェルビーイングを支援するために使用されている。共著書『RAPPORT 最強の心理術』では、どんな相手とも融通をきかせることができ、人間関係が格段にうまくいく手法を解説している。