『巨象も踊る』などの著者
ルイス・ガースナー(1942年3月1日生まれ)は、アメリカン・エキスプレス会長兼最高経営責任者(CEO)、RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)、IBM会長兼最高経営責任者(CEO)、カーライル・グループ会長を歴任したアメリカを代表する経営者の1人である。
ハーバード大学ビジネス・スクールにて経営学修士を取得し、米国マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。その後、アメリカン・エキスプレス、RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)を歴任し、1993年4月、IBM初となる外部招請の会長兼最高経営責任者(CEO)に就任した。1991年28億ドルに上る創業初の赤字を計上し、1993年までの3年間で累積赤字総額150億ドルに陥ったIBMを経営再建し、ネットワーク・コンピューティング、e-ビジネスを提唱した。
ガースナーは、IBMの変革を描いたベストセラー『巨象も踊る』の著者である。教育分野での功績が認められ、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジからクリーブランド・E・ドッジ・メダル(教育への特別功労賞)、アメリカ自然史博物館から科学と教育への特別功労賞を授与されるなど、数々の賞を受賞している。