『アメリカ経済』『現代マクロエコノミックス』などの著者
ロバート・J・ゴードン (1940年9月3日生まれ)は、アメリカの経済学者であり、ノースウェスタン大学教授を務めている。
インフレ、失業、長期的な経済成長に関する世界的な専門家の一人である。計量経済学会および米国芸術科学アカデミーのフェローであり、2014年にアメリカ経済学会の特別研究員に選ばれた。 2016年、ブルームバーグの「世界で最も影響力のある50人」の一人に選出された。 30年以上にわたり、米国経済研究所の景気循環日付委員会(米国における景気後退の開始日と終了日を決定する委員会)の委員を務めている。
アメリカの経済成長の盛衰、ヨーロッパの生産性上昇の停滞、アメリカの所得分配の拡大に関する彼の著作は広く引用されている。2016年の著書『アメリカ経済』では、アメリカの南北戦争後の世紀に起こった巨大な経済成長と、なぜそのような成長が繰り返されないのかを論じている。