『クリスパー CRISPR』などの著者
サミュエル・スターンバーグは、コロンビア大学生化学・分子生物物理学部の助教授を務めている。
RNA誘導細菌免疫システム(CRISPR-Cas9)によるDNA標的化のメカニズムおよびゲノム工学応用のためのこれらのシステムの開発に焦点を当てている。彼の研究はNature、Science、Cell誌に掲載され、The New York Times、Science News、The Scientist、その他様々なニュースで取り上げられた。全米科学財団と国防総省から大学院生フェローシップを受け、RNA学会からScaringe賞、フレッドハッチンソンがん研究センターからHarold Weintraub Graduate Student Awardを受賞している。
CRISPR-Cas免疫システムの発見とそれに伴う遺伝子編集革命について、2015年のTEDMED講演を含め、一般の聴衆を対象に定期的に講演を行っているほか、同じテーマで『クリスパー CRISPR』というポップサイエンス本を共著で執筆している。同書は、ウォール・ストリート・ジャーナルやガーディアンなどから熱烈な評価を受け、ロサンゼルス・タイムズ・ブック賞の最終候補となった。