『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』『クソったれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』 などの著者
ヤニス・バルファキス(1961年3月24日生まれ)は、ギリシャの経済危機時に財務大臣を務め、EU から財政緊縮策を迫られるなか大幅な債務帳消しを主張し、世界的な話題を呼ぶ人物となった。アテネ大学で経済学教授も務めている。
ヨーロッパ初の国境を越えた運動であるDiEM25を基盤に左翼政党「MeRA25」を設立。バルファキスが事務局長を務めるMeRA25は、2019年7月の総選挙で9人の国会議員を擁立して議会に進出した。
ベストセラーとなった『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』は心に響く言葉で本質をつき、世界中で大絶賛されている。
なぜ政治家が以前とは違うのか、なぜ政府は現実の問題を解決できないのか、不思議に思ったことはないでしょうか。ギリシャの元財務大臣である経済学者のヤニス・ヴァロウファキスは、現代では政治家になれても権力者になれないからだと述べています。現在、実権を握っているのは経済を支配する者たちであるため、大金持ちと企業が政治領域を共食いさせ、金融危機を引き起こしていると考えています。この講演では、資本と労働がもはや互いに争うことのない世界、「リバタリアン、マルクス主義、ケインズ主義を同時に実現する世界」を目指す彼の夢を聞くことができます。
元ギリシャ財務大臣、経済学者、作家のヤニス・バルファキスが、ギリシャにおけるパンデミックの影響、ロックダウンの後に経済を再開する方法、緊縮財政が間違った答えであると考える理由などの問題を取り上げて語ります。