『トランポノミクス』『「大きな政府」は国を滅ぼす』などの著者
アーサー・B・ラッファー(1940年8月14日生まれ)は、経済調査・コンサルティング会社であるラファー・アソシエイツの創設者であり会長である。
レーガン政権下でレーガンの経済政策諮問委員会メンバー(1981-1989)として注目を集めた。ラッファーは、「0%から100%の間には、政府にとって最大の税収となる税率が存在する」という理論を示したラッファー曲線で知られている。この発見により、ある状況下では政府は減税を行い、同時に歳入を増やし、経済成長率を高めることが可能になることを示した。
その経済研究に対して、金融アナリスト連盟から2つのグレアム賞とドッド賞を受賞するなど、多くの賞を受賞している。また、ドナルド・トランプの2016年大統領選挙の経済アドバイザーでもあり、 2019年にはトランプ大統領から経済学分野での貢献を称え、大統領自由勲章を授与された。著書『トランポノミクス』『「大きな政府」は国を滅ぼす』などを出版している。