『ネットワーク・大衆・マーケット』などの著者
デイビッド・イースリーは、アメリカの経済学者であり、コーネル大学の情報科学教授を務めている。
経済学、金融論、意思決定理論が研究分野である。経済学においては、学習、ウェルスダイナミクスと市場における自然淘汰に焦点を当て、金融論においては、マーケットミクロ構造と資産価格に焦点を当てて研究している。以前はケンブリッジ大学チャーチル・カレッジの海外フェローだった。現在、計量経済学会のフェローであり、NASDAQ-OMXの経済諮問委員会の委員長を務めている。
Social Science Research Networkによると、彼の科学論文のいくつかは、金融業界で最も読まれている論文の中にリストアップされている。共著書『ネットワーク・大衆・マーケット』では、コーネル大学で開発した人気のある学士課程コース「Networks」がベースとなっている。本書は、経済学、社会学、コンピュータと情報科学、応用数学の考え方を取り入れ、社会、経済、技術の世界がどのようにつながっているかという基本的な問題に取り組みながら、これらの分野の接点で成長している新しい研究分野を解説している。