『熱狂する社員』などの著者
デビッド・シロタは、50年以上にわたり行動研究とその組織への応用に携わってきた。
1972年にシロタ・コンサルティングを設立して以来、経営幹部や管理職個人、組織内の主要グループ(上級管理職チームや主要部門など)、組織全体のパフォーマンス改善で全国的な名声を確立した。同社を退職後も、限られた数の組織で上級管理職レベルの問題に取り組んでいる。彼のアプローチは、常に解決策からではなく、綿密なインタビューや調査票を用いた体系的な診断による問題定義から始まる。経営陣と緊密に連携して、データから明らかになった強みを強化し、問題に対処するための解決策を策定する。
コーネル大学、イェール大学、マサチューセッツ工科大学、ウォートン・スクールで組織心理学の講義を担当し、フォーチュン誌やニューヨーク・タイムズにも多数寄稿。共著書『熱狂する社員』では世界各国での調査をもとに、モチベーションを構成する公平感・達成感・連帯感の3要素を刺激し、仕事に「熱狂する」社員を生み出すために、どんな施策や組織的枠組みが必要なのかを探求している。