『代替医療解剖』『代替医療のトリック』などの著者
エツァート・エルンスト(1948年1月30日生まれ)は、補完代替医療を専門とするイギリスとドイツの学術医師、研究者であり、エクセター大学の補完医学教授を務めている。
以前はウィーン大学のPhysical Medicine and Rehabilitation(PMR)の会長を務めていた。イギリスのエクセター大学で補完医学科を設立し、2002年にペニンシュラ・メディカル・スクール(PMS)の補完医学のディレクターに就任。2015年には、科学のために立ち上がった勇気に対して、Sense about Science と Nature が共同で主催する John Maddox 賞を受賞した。
エルンストの文章は「The Guardian」の定期コラムに登場し、補完医療に関するニュース記事を根拠に基づく医学の観点からレビューしている。今までに1000以上の科学論文、50以上の書籍(十数ヶ国語に翻訳)、100以上のブックチャプターを出版。さらに世界中で700回以上の招待講演を行い、50回以上の医学博士論文を指導している。