『アフター・ヨーロッパ』『模倣の罠』などの著者
イワン・クラステフは、政治学者であり、ソフィアの自由戦略センター会長、ウィーンのIWM(人間科学研究所)常任研究員である。
ベルリンのロバート・ボッシュ財団で2013年から17年までリチャード・フォン・ワイツセッカー・フェローを務める。また、欧州外交問題評議会の創設メンバー、国際危機管理グループの評議員、ニューヨークタイムズの寄稿オピニオンライターでもある。2004年から2006年まで、イタリアのジュリアーノ・アマト元首相が議長を務めるバルカン半島に関する国際委員会の事務局長を務める。また、「フォーリン・ポリシー」ブルガリア版の編集長を務め、ロンドンの国際戦略研究所の評議員(2005~2011年)を務めた。2016年からは、欧州評議会民主主義総局(「DGII」)の後援のもと、政治学の学校の連合の一部を構成するロンドンの市民教育学校の理事/評議員である。
著書『アフター・ヨーロッパ』では、EU諸国のリベラル・デモクラシー体制が、ポピュリズムの台頭で内部的危機に直面する現在、その原因を解き明かし、どのように対応すべきかを論じる。