『インサイド・ザ・リーグ』などの著者
ジョン・リー・アンダーソン(1957年1月15日生まれ)は、ジャーナリスト、調査報道記者、戦争特派員であり、現在は「ニューヨーカー」のスタッフライターである。
1980年代初頭、『タイム』誌などで中米の内戦を取材し、そのキャリアをスタートさせた。1998年からニューヨーカーのスタッフライターとして、シリア、ウクライナ、イラク、アフガニスタン、中央アフリカ共和国など、数多くの国際紛争を取材してきた。ニューヨーカー誌のスタッフライターになる前は、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿していた。The Financial Times、Guardian、Timesその他の定期刊行物や雑誌にも寄稿している。
著名な伝記作家、エッセイストであり、現代の紛争、軍事作戦、政治的リーダーシップに関する書籍の著者でもある。特にラテンアメリカに関する報道で知られ、ウゴ・チャベス、フィデル・カストロなど、政治指導者の数々のプロファイルで有名である。また、ジャーナリズムの指導やジャーナリストの権利保護に携わり、国際的に認められている。コロンビアに拠点を置くガブリエル・ガルシア・マルケス ジャーナリズム財団の理事長を務め、中南米の記者を対象に定期的にワークショップを開いている。多数の受賞歴があり、最近では2013年にコロンビア大学のマリア・ムーアス・カボット賞を受賞している。