『インクルーシブデザイン』『「インクルーシブデザイン」という発想』などの著者
ジュリア・カセムは、ロイヤルカレッジ・オブ・アート(RCA)、ヘレンハムリンセンター・フォー・デザイン客員上席研究員を務めている。
ジャパンタイムズ紙のアートコラムニストを務める傍ら、視覚障害者のための非営利団体「アクセス・ビジョン」を設立し、美術館の美術品や工芸品にアクセスし、解釈するための代替手段の研究に取り組む。また、視覚障害や学習障害のある観客のための展覧会を企画し、受賞歴もある。毎年開催されるDBAインクルーシブ・デザイン・チャレンジでは、重度の障害者がプロのデザインチームと組み、メインストリーム市場向けの革新的な製品やサービスを開発するライブ・デザイン・プロジェクトを行っている。
『インクルーシブデザイン』『「インクルーシブデザイン」という発想』などの著者である。2010年にデザイン界に最も影響を与えた人物としてDesignWeek誌のHot50に選出された。