『マッピング思考』などの著者
ジュリア・ガレフ(1983年7月4日生まれ)は、アメリカの科学哲学者、作家、講演者、応用合理性センターの共同創設者である。
ニューヨーク市懐疑派の公式ポッドキャストであるRationally Speakingのホストを務めている。2012年、非営利団体Center for Applied Rationalityを共同設立、代表となる。同団体は、合理性の原則に基づく戦略をより日常的に内在化・使用し、推論・意思決定能力を高め、目標を達成するためのトレーニングを行うワークショップも行っている。 2015年に懐疑探究委員会のフェローに選出された。
OpenAIやOpen Philanthropy Projectなどの組織でコンサルティングを行い、Twitter、Cruise、MongoDB、Cisco、BlackRockなどの企業で講演を行っている。スカウトマインドの概念を紹介したジュリアの2016年のTEDトーク「Why You Think You're Right - Even If You're Not」は、600万回以上再生されている。初の著書である『マッピング思考』はその集大成として、人間の心が持つ合理性と非合理性、客観的思考を俯瞰した作品であり、全世界で翻訳出版され、たちまちベストセラーとなった。