『秩序の喪失』などの著者
マリオドラギ(1947年9月3日生まれ)は、イタリアの経済学者、銀行家、政治家である。同国第67代閣僚評議会議長(在任: 2021年2月13日 - 2022年10月22日)を務めた人物。
2002年から2005年まで、ゴールドマン・サックス・インターナショナルの副会長兼マネージング・ディレクターを務めた。イタリア財務省長官(1991-2001)、欧州経済金融委員会議長(2000-2001)、OECD第3作業部会議長(1999-2001)を歴任。1984年から1990年までは世界銀行の専務理事を務めた。
ドラギはユーロ危機の間、同機関を主宰し、ユーロの破綻を防ぐために「必要なことは何でもする」と発言したことで欧州中に知られるようになった。2014年、ドラギはフォーブス誌に世界で8番目にパワフルな人物として掲載された。2015年にはフォーチュン誌で「世界で2番目に偉大なリーダー」にランクインしている。