『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』『NOISE』などの著者
オリビエ・シボニーはフランスのコンサルタントであり、行動戦略への貢献、ヒューリスティックやバイアスが戦略的意思決定に与える影響や意思決定の質を高める手順に関する研究で知られている。
HECパリ校で戦略学の教授を務める。オックスフォード大学サイード・ビジネススクールのアソシエイトフェローでもあり、ロンドン・ビジネススクール、エコール・ポリテクニック、ENA、IEマドリードなどで教鞭をとっている。それ以前は、フランスと米国のマッキンゼー・アンド・カンパニーに25年間在籍し、シニアパートナー、またグローバル戦略プラクティスや消費財・小売セクターのリーダーを歴任したこともある。
共著書『NOISE』は、ニューヨーク・タイムズのリストを含む世界中の複数のベストセラーリストに掲載されている。『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』は、2019年マンパワー財団大賞の最優秀経営書賞を受賞し、多言語に翻訳されている。さらに、査読付きジャーナルや実務家向け出版物において多数の科学論文の著者である。彼は、これらの研究と経験をもとに、基調講演やトップマネジメントや取締役会のファシリテーターを務めることも多い。また、企業、諮問機関、投資委員会のメンバーも務めている。