『Net Positive ネットポジティブ』『不確実性の時代に持続的成長を実現する6つの力』などの著者
ポール・ポルマン(1956年7月11日生まれ)は、オランダの実業家であり、イギリス・オランダの消費財メーカーであるユニリーバの最高経営責任者(CEO)を務めた。
ユニリーバのCEOとして、事業の成長と全体の環境フットプリントを完全に切り離し、ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランを通じて会社のポジティブな社会的インパクトを高めるという野心的なビジョンを設定した。在任中、彼はライバル企業を大きく上回るリターンとFTSEインデックスの2倍以上となる収益を提供した。フィナンシャル・タイムズ紙は彼を「この10年間で最も傑出したCEOのひとり」と評した。
著書『Net Positive ネットポジティブ』は、勇気あるビジネスリーダーへの呼びかけであり、世界の問題を作り出すのではなく、解決することで利益を得るネット・ポジティブ企業の作り方を説いている。システム変革に取り組むソーシャルベンチャーIMAGINEとサイード・ビジネススクールの会長を務め、国連グローバル・コンパクトの副議長、Bチームリーダーも務めている。