『マネジメントの正念場』『学習する組織』などの著者
ピーター・M・センゲは、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師であり、組織学習協会(SoL)創設者でもある。
MIT スローンビジネススクールの博士課程を修了、同校教授を経て現職。旧来の階層的なマネジメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱し、20 世紀のビジネス戦略に最も大きな影響を与えた1人と評される。その活動は理論構築のみにとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協働し、学習コミュニティづくりを通じて組織・社会の課題解決に取り組んでいる。
著書『学習する組織』は、ハーバード・ビジネス・レビュー誌から「過去75年間で最も重要な経営書の1冊」、フィナンシャル・タイムズ紙から「最も重要な」経営書5冊のうちの1冊として評価された。『ジャーナル・オブ・ビジネス・ストラテジー』誌は、20世紀の経営戦略に最も大きな影響を与えた24人のうちの1人にセンゲを選出した。