『資本主義の再構築』『企業には民主主義を再建する力と責任がある』などの著者
レベッカ・ヘンダーソンは、ハーバード大学の教授であり、ハーバード・ビジネススクールでも経営論、戦略論の教鞭を執る。
持続可能な経済社会の構築において、民間企業がどのような役割を果たすことができるかを研究している。MBAプログラムでは「資本主義の再構築」を教えている。ハーバード大学の中でもごくわずかな教授にしか授与されない最高位の名誉称号「ハーバード・ユニバーシティ・プロフェッサー」をもつ。NBERリサーチフェロー、英国学士院および米国芸術科学アカデミーのフェローでもある。
企業のマネジメントにも深く関わっており、アムジェン、アイデックスの取締役をそれぞれ8年間、15年間にわたり務める。2019年にフィナンシャル・タイムズ紙が選ぶ「傑出した取締役」3人のうちの1人に選出。さらに、IBM、Cisco、ユニリーバ、P&Gや多くの中小企業のコンサルタントも務め、世界の経営者層対象の講演を頻繁に行う。著書『資本主義の再構築』は、マッキンゼー2020年ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー賞の最終候補に選ばれた。