『ドル暴落から、世界不況が始まる』などの著者
リチャード・ダンカンは、ここ数十年の間に世界経済を崩壊寸前まで追い込んだ経済危機の原因と影響を分析した4冊の本の著者である。
1986年に香港で株式アナリストとしてキャリアをスタートさせて以来、ロンドンのABNアムロ・アセット・マネジメントで投資戦略のグローバルヘッドを務め、ワシントンD.C.の世界銀行で金融セクタースペシャリストとして、またバンコクのジェームズ・ケープル証券とソロモンブラザーズで株式調査部門のトップを歴任した。アジア危機の際には、IMFのコンサルタントとしてタイに駐在した経験もある。
著書『ドル暴落から、世界不況が始まる』は、2008年に始まった世界経済の大混乱を驚異的な精度で予言し、世界的なベストセラーとなった。彼はCNBC、CNN、BBC、ブルームバーグ・テレビ、BBCワールドサービス・ラジオに頻繁に出演している。また、The Financial Times、The Far East Economic Review、FinanceAsia、CFO Asiaに記事を掲載している。また、世界経済フォーラムの東アジア経済サミット(シンガポール)、ユーロファイナンス会議(コペンハーゲン)、最高財務責任者会議(上海)、世界知識フォーラム(ソウル)など、著名な講演者としても知られている。