『ルービン回顧録』『コンストラクションクレーム』などの著者
ロバート・ルービン(1938年8月29日生まれ)は、アメリカ合衆国の政治家、銀行家、財政家である。財務長官、国家経済会議委員長を歴任した。ビル・クリントン政権では財政均衡を主導し、ロナルド・レーガンとジョージ・H・W・ブッシュ政権以来の負の遺産である双子の赤字の削減に努めた。
米国では、ゴールドマン・サックス証券に26年間勤務し、1990年から1992年まで同社の取締役および共同会長を務めた。現在は、ブルッキングス研究所の経済政策プロジェクトであるハミルトン・プロジェクトの創設者の一人であり、より多くのアメリカ人に利益をもたらす成長経済を実現するための戦略的ビジョンと革新的な政策提言を行っている。また、外交問題評議会の名誉共同議長、センタービュー・パートナーズの上級顧問など、いくつかの組織で活躍している。マウントサイナイ・ヘルスシステムの評議員会副会長、全国に38のオフィスを持つ全米屈指の地域開発支援組織であるLISC(Local Initiatives Support Corporation)の理事長も務めている。
『ルービン回顧録』『コンストラクションクレーム』などの著者である。また、ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙などに、米国経済などに関する論説を寄稿している。