『〈起業〉という幻想』『プロフェッショナル・アントレプレナー』などの著者
スコット・A・シェーン(1964年4月14日生まれ)は、A.マラチ・ミクソン3世起業家研究教授、ケースウェスタンリザーブ大学経済学部教授を務めている。
ペンシルベニア大で博士号を取得後、MITなどを経て現職。技術起業やベンチャーファイナンスなど起業家精神の多くの側面に焦点を当てた研究を行うほか、双子研究を使って起業家的行動の遺伝的基盤を探っている。2009年に起業研究グローバル賞を受賞し、2016年にはNew England Journal of Entrepreneurshipから2000年から2015年に最も影響力を持った起業研究者として認められた。2017年にはケースウェスタンリザーブ大学の教授特別研究賞を受賞した5人の一人となった。
起業家精神に関する60以上の学術論文を執筆し、このテーマに関する複数の書籍の執筆・編集も行っている。著書『〈起業〉という幻想』でBest Business Books of 2008、Toronto Globe and MailとBest Business Books of 2008、Inc Magazineに選ばれたほか、2002年には米経営学会最優秀論文賞を受賞した。他にも『大学発ベンチャー』や『プロフェッショナル・アントレプレナー』などの著書がある。