『文明の接近』などの著者
ユセフ・クルバージュは、パリ国立人口統計研究所(INED)研究部長を務めている。
主にアラブ・イスラム諸国における人口動態と政治の関係の専門家である。ベイルートで経済学と社会学を学んだ後、パリで人口統計学と都市計画学を専攻。ユネスコの専門家として、ベイルート(1973-1975)、カイロ(1975-1977)、ヤウンデ(1977-1979)、ポルトープランス(1979-1984)、ラバト(1984-1989)で働いた経験がある。
約350点の出版物、書籍、論文、報告書、教材などを執筆している。エマニュエル・トッドとの共著『文明の接近』では、イスラム世界の近代化を予測し、文明の衝突をめぐる議論に新しい局面を切り開いた。