『【実践】リバース・イノベーション』などの著者
エイモス・ウィンターは、ロバート・N・ノイスのキャリア開発助教授であり、MIT機械工学科のグローバルエンジニアリング・リサーチ(GEAR)研究所の所長も務めている。
機械設計理論とユーザー中心の製品設計を融合させ、制約の多い環境下で使用するためのシンプルでエレガントな技術的ソリューションを生み出すことを研究・教育している。その研究の大半は、新興市場や発展途上国のためのデザインに関連している。現在のプロジェクトには、標準的な歩行運動を再現できる低価格の受動型人工膝関節の製作、世界で最も多く流通しているジャイプールフットの再設計、小型トラクター技術などが含まれている。
2010年のR&D100を受賞し、2011年のウォールストリートジャーナルのトップイノベーションに選ばれた、発展途上国向けに設計された全地形対応車いす「Leveraged Freedom Chair(LFC)」の主要発明者である。また、LFCの製造・販売会社であるGlobal Research Innovation and Technology(GRIT)の創設者でもあり、2012年には世界最大のスタートアップ・加速器コンテストであるMassChallengeで優勝した。
200ドル以下で、泥や砂をかき分ける車いすを作るにはどうしたらいいのでしょうか。本セミナーでは、ロバート・N・ノイスのキャリア開発助教授であり、MIT機械工学科のグローバルエンジニアリング・リサーチ(GEAR)研究所の所長も務めているアモス・ウィンターが、安価で簡単に作れる全地形対応車いすの仕組みと、その過程で得た教訓を紹介します。