『生命の歴史は繰り返すのか?』『人類が進化する未来』などの著者
ジョナサン・B・ロソスは、生物学者であり、ハーバード大学教授、ハーバード比較動物学博物館両生爬虫類学部門主任を経て、現在セントルイス・ワシントン大学教授を務めている。
アノリストカゲを中心に、急速な進化、行動、生態学、系統学をフィールドや実験室で研究し、進化の多様化を統合的に研究することで知られている。2018年からワシントン大学、セントルイス動物園、ミズーリ植物園のパートナーシップであるLiving Earth Collaborativeの創設ディレクターに就任している。
『ネイチャー』『サイエンス』などトップジャーナルに多数論文を掲載。自身の研究についての『ニューヨーク・タイムズ』での連載も人気を博す。編著『The Princeton Guide to Evolution』で編集主幹を務め、ナショナル・ジオグラフィック協会研究探検委員会にも名を連ねるロソスは、1991年のドブザンスキー賞、1998年のデビッド・スター・ジョーダン賞2019年のセウォール・ライト賞など、多数の受賞歴を持つ。