『貧困の終焉』『地球全体を幸福にする経済学』などの著者
ジェフリー・サックス(1954年11月5日生まれ)は、アメリカ合衆国の経済学者(開発経済学、国際経済学)である。
債務危機、ハイパーインフレ、中央計画から市場経済への移行、エイズやマラリアなどの疾病対策、極貧からの脱出、人為的な気候変動との戦いなど、複雑な課題に対する大胆かつ効果的な戦略で広く知られている。 コロンビア大学の持続可能な開発センターのディレクターを務め、同大学の最高学位である大学教授に就任している。2002年から2016年までは、コロンビア大学地球研究所の所長を務めていた。国連持続可能な開発ソリューションネットワークの会長、国連ブロードバンド開発委員会の委員、アントニオ・グテーレス国連事務総長のSDGsアドボケートでもある。
『貧困の終焉』『地球全体を幸福にする経済学』などを出版している。タイム誌の「最も影響力のある世界のリーダー100人」に2度選出され、32の名誉博士号を授与された。また、タイムマガジンのタイム100に連続してノミネートされており、2015年には環境リーダーシップのための主要な世界的賞であるブループラネット賞を受賞。